T100HA-WHITE No.25 キーボード認識をダブルクリック一発で復旧させる方法
キーボードの不具合は現時点では修理でも直らないことが判明しましたので、
出来るだけ簡単な方法で復旧させる方法を模索しました。
キーボードをドックから外して再度接続する方法でも、もちろん復旧しますが、物理的な方法を取ると摩耗とかで壊れやすくなるので、できるだけ避けたいと思います。
今後も長く愛用したいと考えています。
そこでソフト的に復旧させる方法で対応することにします。
Windowsの標準機能を使う場合はデバイスマネージャーを開いてハードウェア変更で可能です。
ちなみにデバイスマネージャーのショットカットをデスクトップに置くには、コントロールパネルでデバイスマネージャを右クリック→ショートカットの作成で可能です。
これと同じことがコマンドラインから出来れば、そのバッチファイルをデスクトップに置いておくことでダブルクリック一発で直すことが可能になります。
今回はその手順を記載しておきます。devconというコマンドを使うことで可能です。
WDKのインストール
Windows ADK のダウンロード - Windows 10 ハードウェア デベロッパー センター
「Windows Driver Kit (WDK) 10 をインストール」をクリックして「wdksetup.exe」をダウンロード
インストール途中のラジオボタンの選択は何も変更しないでインストール
必要なものだけを取り出す
「C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\Tools\x64\devcon.exe」を適当なフォルダへコピー
私は「C:\wdk\devcon.exe」にしました。
WDKが結構な容量を食うので、アンインストール(コントロールパネル→プログラムと機能)
アンインストールを行っても、実行に必要なものがあればシステムフォルダ等に残るものと推測
バッチファイルの作成
C:\wdk\device_rescan.batというファイルをテキストエディタ等で新規に作成(ファイル名は好きな名前でよいです)
ファイルの中身は以下の1行のみ(ハードウェア変更と同じことをしてくれます)
"c:\wdk\devcon.exe" rescan
バッチファイルのショートカットをデスクトップに作成
ショートカットのプロパティで以下を設定
ショートカットタブ→実行時の大きさ→最小化
ショートカットタブ→詳細設定→管理者として実行をON
あとは再現したときに、ショートカットを実行することで復旧します。