ホームシアター No.2 スクリーンは設置可能な最大のもの

物理的にマックスな状態にする

スクリーンは、物理的に設置可能な、可能なかぎり大きなものにして下さい。
大は小を兼ねますが、小は大を兼ねません。
購入後に、小さいものから大きいものに変更したくなる人はいますが、その逆はいません。
迫力が違いますので、かならずMAXのものを。
私はシアターハウスで購入しましたが、横幅は1cm単位で指定可能です。我が家は245cm(110インチより少し大きい)になりました。
気を付けないといけないのは、モーター部分等、スクリーン幅より若干サイズが大きくなるので、それも考慮しておく必要があります。

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サイズ決め

スクリーンのサイズは、天井高,横幅を考慮して図面におこし、サイズを調べる必要があります。
投影するスクリーンサイズ以外に、スクリーンの上部,下部の余白部分のサイズも決める必要があります。
最も重要なことは、かならず見下げの状態にすることです。(見上げ状態にすると首が疲れます)最低でも水平は保つ。
見下げにするためには、スクリーンの最下部は床すれすれになると思います。
センタースピーカを置けるスペースは確保しておく必要があります。
シアターハウスの電動スクリーンは、下げる位置を自由に記憶させて、リモコンの下降ボタンを一度押すと、その位置で自動で止まりますので、設置後に高さを変更することは可能です。
おのずと、スクリーン下の余白部分は少なめ、余白部分を含んだスクリーンの高さは天井までの距離となるでしょう。

下の余白部(黒色)はまったく無しにもできるかもしれませんが、全体が締まった見える効果があるかも?しれないので、ゼロにするようりは10cm程度でも作っておいた方がよいのではないかと思います。

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視聴距離

視聴距離(スクリーンからの距離)ですが、シアターハウスのサイトが参考になると思います。
http://theaterhouse.co.jp/c_explanation/choose/screen_choose.html
110インチの場合は310~330cmとなっていますが、迫力を得る為に、我が家では250cm以内の距離から見てます。
部屋の間取りもあると思いますので、だいたいの目安にする程度でよいと思います。
最終的な座る場所は、設置後も容易に移動出来ると思いますし。
自分の体が邪魔にならないか、座る位置,スクリーンの大きさ,プロジェクターの位置を、図面におこして確認しておきます。
自分の頭が光源の中に入り込んで影が出来てしまうということがないようにする必要があります。
Excelに1マス5cmの方眼用紙を作成し、簡易図を書いて確認しました。
プロジェクターの投写距離(スクリーンサイズに投影するために、最短最長距離内に設置できるかどうか)の参考にもなります。

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設置後は、こんな感じですね。横幅目一杯使っていることが分かると思います。

見下げ(ほぼ水平)に設置出来ているので、長時間の視聴でも疲れることはありません。

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