Silicon PowerのS55とS60シリーズ、どちらを買うのが正解かを検証
SP240GBSS3S55S25とSP240GBSS3S60S25を購入してみました。以降S55,S60と表記
S60が税込10,562円とS55よりも安く買えました。240GのSSDがこの値段ならかなり安いと思います。1万切る日も近そうです。
コントローラとしては、ネットで調べた限りでは、
SP240GBSS3S55S25のコントローラがPHISON製のPS3108-S8-I
SP240GBSS3S60S25のコントローラがSandForce製のSF-2281
のようです。
どちらもネジが4本と説明書が付属するだけで、マウンタはついていません。最近のケースは2.5インチも標準で取り付けれることが多いので、それほど困ることはないとは思います。
箱にはS60の方が少しだけWriteのスピードが上になっています。
CrystalDiskMarkのランダムでは、S60のシーケンスライトがかなり負けています。
これはメーカーサイトのページでも同様な結果です。
それ以外の数値では、S60の勝ちですね。
0Fillになると、S60のシーケンスライトがS55を追い抜きました。
それ以外は、互角でしょうか。
ATTOのベンチでは大きく結果が異なるようです。
S60は公称値通り、500Mを超えています。かわりにReadが遅いようですが。
区画を10Gに切り、スペースデデフラグを使って極端に断片化させて空きは1Gで計測してみました。
Readの方でS60がかなり勝っていると言ってよいのではないでしょうか。
断片化させたものをクイックフォーマットして計測してみました。
Secure Eraseなどを行わないでも、Trimが聞いているようで、完全に元のスピードに戻りました。
S60の方が遥かに情報が多いようです。
【総評】
S60の方が10,562円と安く買えた
4K QD32では勝っている
断片化した状態ではS60の方が、良い成績であること
SMART値の取得数が多いこと
以上のことから、S60を買うのが正解と結論付けました。
唯一気になることとしては、CrystalDiskMarkのシーケンシャルランダムライトでは負けることくらいです。