ZB551KL-WH16 No.15 ZenFone Go テザリングでのバッテリー消費と温度(実測値)

ZenFone Go ZB551KL-WH16 SIMフリーでテザリングを行った場合のバッテリー消費量を計測してみました。
温度測定は「KKmoon GM320 12:1 デジタル赤外線非接触IR温度計」で、30分経過後の計3回。
きっかり1時間でのバッテリー消費を計測。

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参考値

スマホをおいているテーブル 27.8,27.7,27.6
Battery Mixが示す通常時の温度は17.4~20.8程度

 

Bluetoothテザリング

表面の背面カメラ付近 26.6,26.5,26.6
表面のバッテリー中心付近 25.6,25.6,25.6
裏面の背面カメラ付近 27.0,27.0,27.0
裏面のバッテリー中心付近 25.8,25.8,25.9
Battery Mixでは27.7
約6%程度消費

 

Wi-Fiテザリング

表面の背面カメラ付近 31.3,31,3,31.3
表面のバッテリー中心付近 28.3,28.2,28.2
裏面の背面カメラ付近 31.8,31.7,31.8
裏面のバッテリー中心付近 29.0,29.1,28.9
Battery Mixが示す値は31.1
約12%程度消費

 

結論

Wi-Fiの方がBluetoothに比べてバッテリーは倍程度の消費量です。

 

使い分け(Wi-Fi)

Wi-Fiは消費電力は多いですが、Bluetoothに比べてスピードが速いです。
Windowsの設定で従量制課金接続の設定が可能です。(SSID単位での設定)

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設定→ネットワークとインターネット→Wi-Fi→詳細設定
テザリングでの接続の場合に設定をオンにすることで、Windowsアップデートでの通信量の大量消費を防ぐことが出来ます。
格安SIMなどでパケット量を抑えたい場合にとても有効な使い方です。
バッテリーの消費量は多いので、スマホへの電力確保が必要です。

 

使い分け(Bluetooth)

電源確保が難しい場所で、とにかく消費電力を抑えたい場合に有効です。
但しWi-Fiに比べてスピードが遅く、従量制課金接続の設定も出来ません。
そのため、場合よってはスピードが遅いのに、Windowsアップデートなどで帯域を圧迫されてスピードが出ない場合があるかもしれません。
格安SIMなどでパケット量を抑えたい場合には、運が悪ければ大量パケット量を使用することになります。

 

使い分け(USB)

ブルジョア向けです。
パケット量なんて気にしなくても良い、電力も使い放題の場合は、スピードが最も速く、この選択肢以外ありません。
ノートパソコンをACアダプターに接続して使える環境であれば、スマホがノートパソコンのバッテリーを減らすことも防げますので、ノートパソコンがACアダプターで利用可能な場合に使用した方がよいでしょう。

 

一般的

Wi-Fiテザリングで、Windowsの設定で従量制課金接続の設定をオンにする。
ノートパソコンがACアダプターに接続している場合は、
スマホはノートのUSBポートから電源確保。
接続していない場合は、USBアダプター等から電源確保。
スピードもそこそこ出て、パケット量も抑えれる。
通常はこの運用がよいでしょう。