X205TA-B-WHITE No.1 価格は3万前後、駆動時間11.3時間、低電力、買って損はなし
lenovoのS205を人にあげることになったので、手頃なX205TA(ホワイトのX205TA-B-WHITE)を購入することにしました。
以前から、そろそろ新しいものにしようと思っていたのでよい機会でした。
以前よりストレージはSSDという前提で物色していたのですが、なかなか良いものがみつからなかったのですが、最近はeMMC搭載のものがあったのですね。価格.comの検索条件にeMMCがなかったので気づきませんでした。
SSDで11.6インチ以下で探していたので、eMMCではありますが、11.6インチで3万程度と非常に魅力的な製品です。
個人的には有線LANは欲しかったですが、厚さが17.5mmと薄いため物理的にも無理ですね。
高スペックなマシンではないので、ゲームや動画編集のような目的では使用出来ません。(できなくはないですが、後悔するでしょう)
目的としては、ネットが使えたらよい、YouTubuのような動画がみれたらよい、Office等の文章がかけたらよい、といった程度の利用で考えた方がよいです。
私は高スペックが必要な場合はTeamViwerを使ってリモートでメインマシンを操作しています。といっても利用時間はメインマシンより遥かに多いです。
ネットや動画を見るだけなら、十分なマシンです。
価格
ポイントを考慮するとヤマダで30503円でした。
34344-11%ポイント(3498)-カードポイント(343)=30503
ポイントは10%でしたが、値引き交渉が無理だったので1%だけ上乗せしてもらいました。
そのうち3万を切ることになるでしょうね。
開梱
箱に取っ手がついています。私は以前から11.6インチ用のバッグは持っているのですが、まだ購入していない人は、しばらくはバッグ代わりとしても使えると思います。
私はBAG-NET2BKのバッグを使用していますが、現在は生産されていないようです。11.6インチ用としては、「BAG-U58BK」や「Amazonベーシック ラップトップ & タブレットケース 11.6インチ」のように本機の11.6インチが入る専用バッグは購入しておいた方がよいと思います。
本体は薄い布のようなものに入っていました。
マニュアル以外にシリアルNoのシールが貼った用紙と、Windowsのライセンスキーのシールを貼った用紙が入っていました。
個人的にはWindowsのライセンスキーが本体に貼られているのは嫌い(擦れて剥がれたりする)なため、これはありがたいです。
マニュアルは電子データが本体に入っていますので、紙のマニュアルは見ることはないでしょう。
アダプターのサイズは52mm程度の正方形です。
コンセントの部分にアダプターがあるタイプか、コードの途中にアダプターがあるタイプが好きかは好みの問題なので、どちらがすぐれているということはないでしょう。
本体側のコネクタの形状が独自なので、今後サードパーティーからでもACアダプターが発売されてほしいところです。
キーピッチは約18mmです。特に違和感なく打てています。
パッドはかなり大きいです。横幅は約10.5cm程です。
私はマウスを使用するため、fn+F9で無効化させています。
最大開閉角度は約135度。
100度を超えたあたりから、上蓋の方が机にあたる(上蓋にポッチが2カ所ある)ことになるので、本体の後方が少し浮くことになります。
ほとんどの人は本体の後方が浮くことになると思います。
この設計は、もう少しなんとかして欲しかったかも・・・・・
最初の空き容量
3.83Gが使用領域で空き領域は44.1G
10Gが回復用としてパーティションが切られていました。
スペックの余裕
ネットサーフィンだけをするという想定で、ブラウザーを起動してyahooのトップページを開いた状態では、メモリ使用量42%前後、CPU使用量2%前後、スペック的には余裕ありすぎです。
YouTubuの動画をフルスクリーンで見ると、CPUは10%~20%程度使用。まだまだ余裕があります。
電力
重い処理はさせていない状態(ネットサーフィン程度)では、4~6W程度、6時間の実測で0.03KW
この低電力のおかげでバッテリー駆動時間が驚異の11.3時間なのでしょうね。
私はアダプターを差しっぱなしで利用するので、駆動時間はそれほど重要ではありませんが。
eMMCの性能
CrystalDiskMarkで測定してみました。いつの間にかバージョンがあがって計測内容が変更になっていました。
暗号化ありの場合
暗号化なしの場合
SSDには遠く及びませんが、リードはHDDよりも早いようです。4Kのスピードがかなり早いようです。
私は暗号化は必要ありませんので、デフォルトでは有効になっていたのを無効に変更しました。
チャーム→設定→PC設定の変更→PCとデバイス→PC情報、デバイスの暗号化→オフにする
外部ストレージ
外部ストレージとしてSDカードではなくmicroSDカードを使用します。
カードを指しても本体に完全に収納されますので、そのままバッグに入れても全く問題ありません。
取り出しは、爪を使って一度奥まで押し込んでバネの力で取り出しましたが、爪が短い人は指では難しいかもしれません。
良い点
・コンパクト性(1kg以下(0.98 kg)、厚さ17.5 mm)
・圧倒的なバッテリー駆動時間(11.3時間)
・低電力(4~6W程度、6時間の実測で0.03KW)
・ファンレスのため無音
めっちゃ薄いです。上が本機。下がS205
注意点
・LANは無線のみ。本体が薄いため物理的にも無理ですね。
・ストレージ64G(eMMC),メモリ2G,バッテリーの交換は、ほぼ無理。
・外部ステレージはSDではなく、microSD
・外部モニター接続はHDMIではなく、microHDMI
S205から乗り換えて最初に困ったこと
ctrlとfnキーの位置が逆にあります。
個人的には、よく使うctrlの方がShiftキーの下側の方が使いやすい(本機のレイアウト)と思うのですが、S205ではfnが外側にあります。
S205のレイアウトを体が覚えてしまったので、頻繁にctrlとfnを押し間違えています。
コピペのctrl+vを間違ってfn+vを押すと、カメラが起動して画面一杯にキモイ顔が映し出されてしまいました。
とりあえず、映らないようにカメラを無効化しました。
デバイスマネージャー→イメージングデバイス→USB2.0 VGA UVC WebCamを、右クリック→無効化
で無効化しました。
なれるまでに少し時間がかかりそうです。