交通事故の被害者になった場合の対処 No.8 領収書をもらう場合の補足

タクシーを利用する場合

領収書を毎回もらうことが面倒で、しばらく同じタクシー会社を利用出来るようであれば、その旨を保険会社に伝えると、タクシー会社と保険会社間でやり取りしてくれて支払い不要、領収書不要で利用することも可能です。
すべての保険会社が対応してくるかどうかは分かりませんが。

 

よく使うタクシー会社の場合で領収書をもらい忘れた場合は、その旨を伝えると、後日であっても領収書を書いてもらえることもあります。
数回使えば多分、覚えてくれているので、大丈夫だと思います。私が利用しているタクシー会社は、大丈夫でした。
最初に領収書ももらい忘れたタクシー会社は、会社名すらはっきり覚えてなくて、乗ったタクシーすら見つかりませんでした。

 

1、2回しか利用したことのないタクシー会社なら、領収書の再発行はまず無理だと思った方がよいです。
相手もこちらのことを覚えていないですし、乗ったという証明が非常に難しいでしょう。
仮に覚えてくれていたとしても、その場以外での領収書を発行というのは、かなり難しいと思います。うちの会社は無理ですねというところもありました。タクシー会社を捜している時に言われた会社がありました。
財布に領収書と書いたメモを入れておいて、そのメモを見ないとお金が出せないような状態で防ぎましょう。

 

過去にも買きましたが、通勤の場合は、最後に通院した日までに利用した分までしか保障されません。
通院が終わったということは、怪我による費用ではなく、自己都合での利用という扱いとなるためです。
また利用が認められる場合としては、以下のような場合です。

 ・今までの通勤方法が無理になった場合(自転車が壊れて、まだ新しい自転車がない)

・足を骨折して歩けないなど、誰が考えても今までの通勤方法では無理な場合。

・指にギプスをしていて、安全面からも、今までと同じ自転車通勤では危ないかもしれないと判断してもらえた場合。

 

私は1番目と3番目の該当しますので、とりあえず次の診察がある一週間の間は少なくともOKの許可を頂きました。
通勤の場合は、かならず確認を取ってから利用された方が良いです。出ない場合もありますから。

 

認めらえない場合としては、

・首が痛い場合(自転車通勤なら、自転車をこぐ上で危険なことはないですよねということだと思います)
保険会社ごとで判断が分かれるかもしれませんが、今回の保険会社では無理のようです。

 

治療にかかるものを購入する場合

例えば、シップは病院から出ますが、シップがずれるのを防ぐためにテープやネットを購入したい場合。
これは病院の処方箋としては、まず書いてもらえないと思います。大病院でも無理でした。そもそも薬以外は売ってないと思います。
病院内で買えるショップでもあれば、先生の指示で購入可能かもしれません。
先生の指示が無い物に関しては、保険で保障されませんので、領収書があっても自腹になると思います。
ようは病院からの指示(処方)があったものに関してのみが保障されるという考えが基本のようです。
まずは、勝手に購入する前に、先生や保険会社に相談してみましょう。

 

購入前には保険会社に確認を

自分では保障されるだろうと思っても保険会社の判断では無里な場合があります。
かならず、保険会社に確認してから購入しましょう。
トラブルのもととなります。

 

加害者側の保険会社は敵(支払いを抑えるために、出来るだけ費用がかからないようなことばかりを言ってくる思っていました)だとばかり思っていました。
思っていた以上に味方でもあります。