交通事故の被害者になった場合の対処 No.3 通勤費にかかる費用における注意点

 

自転車通勤をしていたのですが、肝心の自転車は壊れてしまい、別の交通手段が必要になりました。
タクシーで通勤する旨を伝えたところ、問題ありません。支給可能ですとのこと。安心しました。

 

私としては、それほど大した怪我でもないし、通院は今日と明日だけにするつもりですと伝えました。
ここで、まったがかかりました!

 

なんと、通勤費が出るのは、病院に通院した日までしか出ませんとのことです。
なぜかということ、病院に通院しなくなったということは、怪我が直ったということだから、今までと通勤方法が変更になることによって発生する費用は、事故のせいではないですよねということのようです。
なるほど、確かにその通りと納得。

 

ここで自転車の問題で、ちょっと私が熱くなってしまいました。
はやく自転車を弁償してくれー。
自分のものは安いものなので2万~3万くらなので、すぐに弁償してもらえるものだと安易に考えていました。以前事故った時は何の問題もなく新車になりましたので。
自分で気に入ったものを購入(当然もとから比べて別段高級なものではない)して領収書をもらっておいて、後からその金額を頂きました。非常にスムーズでした。

 

今回の保険会社は、人身と物損が別々の担当者で、物損の方は基本電話のみの応対で別担当者になるとのこと。
また、まずは修理見積もりをとって、その範囲内でしかだめとのこと。

自転車は事故現場に置いたまだし、見積もりをとってもらうためにも、見積もりが出来るようなところに持っていかなければならない・・・・・

保険屋さんから、ナイスアドバイスが。

ホームセンターとかでは無理かもしれませんが、街の自転車さんとかなら、事故現場まで自転車を取りに来てくれて、見積もりも出してくれますよとのこと。

しかし、そんな自転車はしらない。保険屋さんにこの辺ならどこがありますかねというと、名前は思い出せないが、大体の住所はわかるということでネットで検索。保険屋さんが知っている自転車さんがわかったのですぐに連絡して取りに来てもらうことになりました。事故現場の説明を電話でしただけで、あとは回収していってくれました。私の手間はそれほどありませんでした。

 

病院は時間の拘束がすごく長いので私としてはもう病院へは行きたくないところ。

 

ここで、保険屋さんから、ナイス提案がありました。
今は、病院へ行かなくても大丈夫だと思われるかもしれませんが、筋肉痛の用に後日痛みが出る場合があります。
どこも体に問題がないかどうかの確認のために、1週間後にでも病院に行かれてみてはどうですか?通勤費が保険適用になるのは、あくまでも通院の最終日までのものなので、その間で通勤されたときにかかった費用は出ますとのこと。
あなたは、敵ではなかったのか?私の味方でもあったのか。この助言が翌日に大変ありがたい結果となります。

 

通院費と通勤費の記入用紙は別々(様式はまったく同じ)で今日は通院費の用紙だけ持参しため、通勤費の用紙は郵送しますということでした。
翌日届きました。

 

事故では破損した自転車以外に身に着けていたもので痛んだものはありませんかと言われました。
今回は私の方から、服が傷付いたので、なんとかしろーと言ってやりたかったので、当日のズボンとジャンパーを用意していました。
まさか、相手から聞いてくるとは。あなたは味方でもあったんですね。
傷が付いた部分の写真をデジカメで撮られました。
■その服の購入金額、購入日、購入場所を記入しました。そんなもの普通覚えてないでしょ!
そこは保険会社の人も当然と思っているため、だいたいでかまいませんよとのこと。
私は高級品は買えませんので、正直に、はるやまで買って、いつも買うスーツの値段程度(28000)とジャンパー代は10000で記入しました。購入日は3年前で記入。ジャンパーの購入点は覚えていないということで未記入でもよいとのことでした。
物損での弁償の場合は、過失割合と減価償却を考慮して金額を算出するとのことでした。
いくらで出てくるのか非常に興味があります。

最初に来られたときに、私がこれみよがしにスーツとジャンパーを持っていたから、内心クソッと思いつ、向こうから振ってきたという可能性もありますが。

 

通院費等で、支払額が増えてきて、一時的にもいくらかを支払って欲しい場合は、銀行かゆうちょの情報を用紙に記入すれば振込みをして頂けるようです。
私は今のところ、最後に一括でいいと思っているので、提出予定はありません。

 

休業補償については、たとえ有給で休んだ(会社からとして給料は支給される)としても、保険から補償されるようです。
理屈としては、本来の有給は余暇として理由されるはずだったかもしれませんよね。それを怪我のために利用できなくったと考えることができるということのようです。
金額としては、ざっくり言うと、過去3ヶ月分の給料/90*休んだ日数ですね。
■ただし、この保障を受けるためには、会社に証明書(いつ休んだかや給料支払額等)を記入してもらう必要があります
自分が書くとしたら、めんどくさいなーと思います。
大きい会社で事務の人が結構書きなれてるような会社であれば、躊躇なく申請すれば良いと思います。
私は、有給二日程度の予定で考えているので、それだけのために会社に迷惑をかけるのもどうかと思って、提出の予定はありません。