Huawei nova lite 2 No.6 充電は夜中に放置、ゲームや動画再生を行う場合はACアダプターに接続で問題なし
Huawei nova lite 2で、満充電後に過充電がないことと、ゲームや動画再生を長時間行う場合には、満充電後に、ACアダプター等に接続したままでも充電がされず温度が上昇しないためことを検証しましたので、その結果を記載しておきます。
nova lite 2限定での話ではありませんが、細かな数値などは、nova lite 2で計測した値ですので、nova lite 2の記事として記載しました。
夜中に放置したまま充電で問題なし
最近のスマホはトリクル充電(満充電近くでスピードが落ちて完了で停止)が行われるため、夜中に放置しておいてもまったく問題ありません。
USBのワットチャッカーやアプリを使って計測することが可能です。
以下のようなアプリがあります。
AccuBattery - 電池 バッテリー
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.digibites.accubattery
Battery Mix (バッテリーミックス)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.smapho.battery_mix
昔はトリクル充電の仕組みがなく過充電が起きていましたが、現在は問題ありません。
トリクル充電が行われていて、後半がスピードダウンしていることが分かります。
※前半に温度が高いのは、バッテリーを減らすために強制的に放電させるアプリを使用したことによる熱の為です。
満充電後(100%になった後暫く充電していると)は、充電が止まりますので充電電流は0mAとなります。
参考サイト
スマホを充電したまま寝ても問題ない!バッテリー100%でダメージは迷信 - iPhone Mania
>「スマートフォンは名前から察せるとおり、賢い(スマートだ)」と語るのは、電化製品を手がけるAnkerのスポークスマンです。「すべてのユニットはビルトインチップを搭載しており、一度100%に達すると充電を行わないようになっている」
スマートフォンを充電しながら夜寝てもバッテリーの劣化には関係ないんだって。安心した! | LUCIE
>「一晩、充電器にかけていても全く問題ない」と解説してくれるのは、カリフォルニアにあるiPhoneやiPadなどの分解サイトとしておなじみのiFixitの責任者「カイル・ウィンス」氏。
ゲームや動画再生を長時間行う場合は、満充電にしてからで問題なし
Youtubeの動画再生で検証
AccuBatteryで充電電流をチェックしながら、BatteryMixで温度を計測して検証してみました。
画面を2分割にして、上段にYoutubeを再生。下段にAccuBatteryを表示。
下段のAccuBatteryをタップした状態にしておけば、AccuBatteryの画面が常に更新。
Youtubeの方はアクティブになっていない状態でも動作再生が可能です。
最初の1時間は満充電後ACアダプターに接続したまま再生。
次の1時間はケーブルを抜いてバッテリーからの電力のみで再生。
A(21:38-22:38):最初の1時間は、0mAをキープ。時々(1分間見ていると1,2回)誤差程度で-1mAになる時がある程度。温度は29度~30度
B(22:38-23:38):次の1時間は、常に-200mA付近で常時放電。温度は29度~30度
C:その直後にACアダプターに接続すると充電が始まるので温度がすぐに34度まで上昇。
A,Bどちらも全く同じ温度、Cで充電をすると温度が上昇。
Aで充電されているなら、Bより温度が上昇するはずですが、上昇はありません。
つまり充電されていないので温度が上昇してないと判断出来ます。(判断しました)
念の為に別の日に満充電(0mAになった直後)直後にケーブルを抜いてYoutubeを再生してバッテリー消費をチェック。
満充電は画面をつけたままなので、0mAになるまで少し時間がかかりました。
22:50,100%,400mA
23:43,100%,0mA
00:16,99%
約33分で満充電から99%へ移行。
最初に検証した時の、満充電後にバッテリーのみで検証した場合と同じ検証結果。(100%から99%になる時間)
最初に検証した、ケーブルを接続した状態の1時間がバッテリーが消費されていないことも確定。
ポケモンGoを4時間プレイして検証
満充電後もACアダプターに接続したまま、4時間プレイして検証しました。
時々、AccuBatteryをアクティブにしても、誤差範囲で-5mA~4mAの値(目視できた最小と最大を記載)でした。
AccuBatteryをアクティブにするとポケモンGoがバックグラウンドに回ってポケモンGoの画面の動きが一時停止して電源消費が落ちるため、AccuBatteryをアクティブにした直後に確認。
ACアダプターを接続していない状態でのポケモンをプレイ中は多い時は-700mA程度の表示になりますので、数百分の1の値(-5mA~4mA)は完全に誤差範囲の値と判断。
途中ポッポマラソンを30分した時は39度まで上昇しましたが、それ以外のほぼ放置の状態では35度程度と低い温度でした。
※BatteryではACアダプター等に接続したまま画面をつけておくと、なぜかDISPLAYのグラフが表示されないことがあるようです。
必要な前提条件
途中でケーブルを抜かない。再度充電が始まる為。
使用する電流以上が供給可能なACアダプターやモバイルバッテリーを利用する。
極端に電流を消費するようなベンチマークアプリを利用には向かない。1000mA以上消費するため。
ポケモンGoや動画再生なら問題なし。1000mA以下の消費なので、ACアダプターやモバイルバッテリーで電流を供給可能。
今回検証にしようしたACアダプターは5V/2A供給可能なnovaに付属のもの。
検証結果からの推測
バッテリーの回路に、満充電(充電電流が0mA)になった場合は、端末で使用する電力がACアダプター等から供給可能な電力内であれば、バッテリーを使用しない迂回ルートがあるのだと思われます。
参考サイト
スマホの100%充電はNG?!(鴻池賢三) - 個人 - Yahoo!ニュース
>こうした場合は、100%充電に達した状態でコンセントに接続するなど給電を継続しつつスマホを使用するのが良いでしょう。電力がバッテリーを迂回して内部の主要回路に供給され、サイクル充電による劣化を回避することができます。
>また、スマートフォンの周辺機器でおなじみの「Anker」社のアンカー代表も現代のスマートフォンの仕様についてこう語っています。
>「一晩中、充電しながら眠っていてもサイクル数や充電のプロセスには何ら関係しません」と。
充電中にスマホを使うのはなぜNG?“寿命”を縮める使い方から卒業して、スマホの電池をより長く使おう!
>しかし、最近のスマートフォンでは、お客様の利便性を向上させるため、充電しながら使用してもバッテリーにダメージがいかないように、下記のような様々な工夫をしております。
>充電しながら端末を利用する場合は、端末に直接供給する電流を優先し、電池に充電する電流を少なくして温度上昇を抑制する(電池は、充電と放電が同時にできないので、充電しながら使用する場合、一部は充電に使われ、一部は端末に直接供給されます)
>満充電になった場合は、充電を止め、すべての電流が端末に供給されるようにする
電源効率
USBワットチャッカーでの計測とアプリでの計測の差から効率を算出してみました。
USBワットチャッカー,アプリ,効率
1.40A(1400mA)前後,1200mA前後,約85%
1.00A(1000mA)前後,900mA前後,約90%
0.70A(700mA)前後,600mA前後,約85%
0.50A(500mA)前後,400mA前後,約80%
85%程度程度だと思います。
700mA程度消費することもあるポケモンを行う場合は、1Aのモバイルバッテリーでは余裕はなさそうです。
2A供給可能なバッテリーの方が安心して利用出来ると思います。
本機は最大で1.5A程度までは供給可能です。
満充電後のトリクル充電
満充電後のトリクル充電は新しいワットチェッカーなら0.01Aで計測可能です。
10時間程度で132mAh程度と非常に微弱な電力で充電をして100%を常にキープしています。
そのため、何時間経過しても、ケーブルを抜くと満充電のままです。
補足
nova lite 2ではありませんが、別の端末で3年間、充電は満充電までしていた端末の場合は、
新しい電池に交換したところ、電池の持ちが約1.4倍程度よくなりました。
(3年間、毎回満充電を行っていたことで、新品のバッテリーの約70%(1/1.4=0.714)の性能まで低下)
満充電にしない場合はどうなるかは不明ですが、70%の性能低下が75%の性能低下と、気持ち持つ可能性は否定は出来ません。
検証していませんので・・・・・
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