T100HA-WHITE No.26 有線LAN(LUA4-U3-AGT)で無線の10倍以上のスピードを手に入れる
T100HA-WHITEは有線LANのポートがなく無線も実測で最大80Mbps程度までしか出ません。
T100HA-WHITE No.6 無線LANの性能,Bluetoothとの干渉もチェック - ukkiのブログ
そこで、USB3.0のギガ対応のLANアダプター(LUA4-U3-AGT)を使ってみることにしました。
付属品
CD(Windows8.0未満のインストールで必要になります)
らくらくセットアップシート
安全にお使いいただくために必ずお守りください(保証書)
パッケージや付属のらくらくセットアップシートはWindows10の表記はありませんが、
メーカーサイトから最新のマニュアルをダウンロードするとWindows10の表記があります。
Windows8.1以上では、Windows標準のドライバーを使用するためCDは不要となります。
設定
USBポートに接続してLAN線を接続。
以上!
本当にこれだけです。
ノートPCの場合は、アダプタをUSBとLAN線に接続すると自動的に有線に切り替わり、取り外すと自動的に無線に切り替わります。
手動で切り替えるという手間は不要です。
万が一有線に切り変わらない場合は、有線LANが最優先になっていないだけだと思います。
その場合は、「コントロールパネル→ネットワークと共有センター→アダプターの設定の変更」でALTキーを押してメニューバーを出します。
詳細設定→詳細設定→アダプターとバインドで有線LAN(イーサネット)を一番上に移動すれば有線LANが最優先となります。
私はいつもIPv6は無効にしています。IPv4だけで統一した方が安定すると思っているため。根拠は特にありません。
USB接続
T100HA-WHITEは、USB3.1 Type-Cなので変換ケーブルを使って接続しました。
接続状態
LEDで、USB3.0接続になっているか、ギガ接続になっているかを確認することが可能です。
実測値
有線LANの実測値を測定してみました。
T100HA-WHITEのeMMCのシーケンシャルリードは160MB/s前後
PCのSSDのシーケンシャルライトは230MB/s前後
T100HA-WHITEからPCへ3Gのファイルを、HUBを1個経由してのコピーで実測値を計測してみました。
安定して108MB/s(864Mbps)でした。メーカー公称値の940.7Mbpsには及びませんが、十分満足できるスピードが出ています。
ちなみに実環境(一番離れた場所で使う)ではHUBを5個挟んで使いますので、実環境でも計測してみました。
どちらかということ、こちらのスピードの方が私にとっては重要。
安定して90.8MB/s(726.4Mbps)でした。
HUBの数も多く距離もある程度あるので若干スピードが落ちますが、十分なスピードです。
余談
ちなみにHUBを5個挟んでNAS(RN10400-100AJSのRAID5)へのアップロードとダウンロードも計測してみました。
ダウンロードは75MB/s(600Mbps)程度
T100HA-WHITEのeMMCのシーケンシャルライトが80~90MB/sというボトルネックもありますが、かなりいい感じです。
アップロードは30MB/s(240Mbps)程度
NASのRAID5が、CPUの性能不足でシーケンシャルライトが60MB/s程度しかでないので、そこがかなりのボトルネックになっています。
にしても、その半分の30MB/sはちょっと遅いです;;
総評
有線のギガ環境にすることで無線(最大でも70-80Mbps)の10倍以上(726.4Mbps)は安定して出ます。
大容量の転送をするときなど、有線にするとストレスがなくなるでしょう。