交通事故の被害者になった場合の対処 No.11 保険会社から支払われる慰謝料が決まりました

5/28

保険会社の人に来て頂きました。
5/20に確認した時点で、5/19に病院から必要な書類から届いたと聞いていましたが、これは本当でした。
交通事故証明書(私の場合は11枚)に、病院から届いた書類が含まれていますが、病院が発送した時点の日付5/18の印が押してありました。
疑ってしまい、すみません。
この交通事故証明書は、自分が入っている保険会社に提出する場合に、これをそのまま渡すだけで済むそうです。
保険に複数はいっている場合は、必要があれば連絡してもらえれば、無料で郵送してくれそうです。後日(1か月後とかでも)でも構わないそうです。
自分の入っている保険は、入院や骨折では保険が適用されるのですが、通院特約はないため、何も出ませんでした。

 

損害賠償に関する承諾書のサインが必要になります。これが最も重要な書類となります。
これ以降に発生する金額は、いかなる理由があろうとも、請求も裁判も行わないことを約束することになります。
金額(治療費、通院費、休業補償、慰謝料)の合計も記載されています。

 

不安(今後通院が必要かもと思った場合)な場合は、絶対にサインしないようにしましょう。
私は、はやくけりをつけて、これ以上かかわりたくないので、その場でサインしました。
左小指と左肩の痛みはあきらめています。

 

説明やサインなどをして、所要時間は体感で1時間以内だったと思います。
こちらで記入するのは、損害賠償に関する承諾書のサインと押印、振込み先の口座情報の記入。
その他にサインが2枚程度、加害者へ振込先の口座情報の記入。
保険会社の人が細かく指示してくれますので、それほど手間はかかりませんでした。

 

人身の支払

損害賠償に関する承諾書に金額の合計が書かれています。
細かな内訳は、別の一覧表で書かれていますので、自分でメモしておいた金額と照らせ合わせました。
タクシー代はあっていました。

 

休業補償は直近3か月の給料(税金が引かれる前の金額)を90で割ったものに休んだ日にちをかけた額。
有給でも出ます。私の場合は2日です。
ビルゲイツの場合は、とんでもない金額になりそうですね・・・・・

 

慰謝料は自賠責基準で日額4200*日数(私の場合は32日)出ます。
この日数は単純計算ではありません。
簡単に書くと、治療期間(最初に病院にかかって最後に病院に行った日)と実際に通院した日数*2で少ない方が基準です。
通院した日数の計算が治療期間を超えた場合は、最大で治療期間+7日までは出るみたいです。
私の場合は、治療期間が25日、通院は21日(*2で42日)、小さい方をとって25日。最大の+7を足しても42を超えないため、32日が最終的な日にちとなる。
金額にすると134400
13万ももらったんなら、すごいと思うかもしれませんが、場合によっては死んでいたかもしれません。痛い思いもしました。
環状線付近だったので、もう少し強く跳ね飛ばされて、車道まで飛び出して、そこにトラックでも来たら、人生終わっていたでしょう。
その金額がたった13万です。
事故には合わない方がいいですね。

 

物損の支払

加害者と保険会社が相談した結果、保険会社が支払う場合は今後の保険料の値上げ金額と加害者が支払った方場合では、加害者が支払った方が今後の保険料よりも安くなるということで、加害者が全額支払うことになったそうです。
加害者になった場合は、保険会社から、どちらで支払いますかと加害者側へ確認があるようです。
服代は、購入から3年ほど経っているため、減価償却(1年で10%、3年で30%)を考慮して70%となりました。
自転車代と防犯登録代は全額支払ってもらうことになりました。(私からすれば全額は当然なのですが)

 

アドバイス

通院が終わり、病院から保険会社へ書類が届いた後は、損害賠償に関する承諾書にサインが必要となります。
こちらから指定しない限りは郵送かもしれませんので、必ず、こちらで記入しなければならない書類は、かならず持参してもらうようにしましょう。
書類を記入しながら、こまかな説明(金額の根拠)も聞くこともできます。
記入漏れもなくなり、手間が1回で済みますので、是非来てもらって下さい。

 

サインする時は、どのような目的の書類かを必ず確認し、納得できるまでは絶対にサインしない。
特に損害賠償に関する承諾書は非常に重要です。
保険会社にとっては、これで、かかわりを切ることができるため、できるだけ早く書いてもらいたい筈なので、せかされることがあるかもしれません。
私の場合は、はやくかかわりをきりたかったので、私の方が催促したくらいではありますが。

 

物損で壊れたものは補償してもらえるので、服が傷づいた(破れてなくても目視できる擦れ傷がある)場合は、最初の段階(保険会社が最初に来た時)で、きっちりと報告しておきましょう。
後で言うと、事故のものではないのでは?と疑われて面倒なことになる可能性があるかもしれませんので、最初に言っておいた方がよいと思います。