Raspberry Pi No.10 CFZ-6010SとCFZ-6010Lを比較、電気代も計算
予定より早くCFZ-6010Lが本日到着。メール便にしては早く届きました(8/30注文で9/2着)
メール便は、早く届く時と遅い時の差がありますね。
CFZ-6010S同様、固定用ネジセット付です。
雨が降って室温が昨日より少しだけ低い(27度前後)ため、CFZ-6010Sで再測定。
条件は昨日と同じです。(X Windowとsambaが起動している程度)
CFZ-6010S:昨日の計測値
32552~33089
CFZ-6010S:今日の計測値
32552~33628
昨日と微妙な温度差なので、測定値には影響ないようです。というかCPU温度は昨日より少し高め(誤差範囲だと思います)
では、CFZ-6010Lに交換して計測を。
肝心の5V駆動ですが・・・・・
CFZ-6010Sと同様に自力回転キターーー
CFZ-6010SもCFZ-6010Lも出来る子なんですね。
スペックの違いは、12V時で、
Sが3500rpm(5Vでは単純計算では1458rpm),消費電力2.16W
Lが2500rpm(5Vでは単純計算では1042rpm),消費電力1.80W
です。
新しく届いたCFZ-6010Lで計測
34704~35780
むむむっ、回転数が落ちる分、2度前後の温度差が・・・・
どちらを採用すべきか・・・・
消費電力は少ないが、温度が高めか
消費電力は多いが、温度は低めか
そこで1ヶ月の電気代で考えてみます。
実は今朝からCFZ-6010Sを使って、ワットチェッカーで計測していました。
計測条件は、実運用(XBMCの再起動が面倒なので24時間運用)にあわせて、sambaとXBMCを起動。XBMCの設定でVertical Blank の同期方法を「常に有効」(これについては後日詳細を記載)
キーボード,マウス,モニタは接続なし(TVは別電源ですし)、HDDも別電源、HDMI切替器は電源未使用。
つまり計測に含まれる電源としては、本体、HUB、ファンですね。
11時間30分計測して0.04KW(少数2桁までしか計測出来ません)
誤差がありますので、0.04KWと0.05KWで計算してみましょう。
1ヶ月30日で計算。1日は24時間、1ヶ月では720時間ですね。
0.04KWだった場合
0.04/11.5*720≒2.50
0.05KWだった場合
0.05/11.5*720≒3.13
電気料金もあがるようなので1KWあたり25円で計算。
0.04KWだった場合
2.50*25=62円
0.05KWだった場合
3.13*25=78.25円
フムフム、24時間運用でも1ヶ月80円程度か。
ファンの消費電力差は公表値から(2.16W-1.80W)*720h/1000=0.2592KW
0.2592*25=6.48円
12Vの場合での計算なので、5Vならもう少し値段下がるはず。
毎月7円以下(全体の1割程度)の支払いで2度も温度が違うなら、7円払いますよーということで、CFZ-6010Sに決定。
厚さが1cmで5V駆動可能で温度もかなり下がるので、CFZ-6010Sは、Raspberry Piではベストな選択だと思います。
というわけで、CFZ-6010Sをボルトで固定。
間違っても、ヒートシンクもファンもなしで、ケースの中に収めてはいけません。
先日計測した通り、50度近くになってしまいます。壊れないとは思いますが・・・・・
ちなみに
「sudo halt」等でシャットダウンしても、5V電源は供給されているようで、ファンは回り続けていました。
CFZ-6010Sは、50cm離れるとファンの風切り音を聞き取ることは出来ませんでした。
例外になるとは思いますが抱いて寝るような場合(50cm以下)は、CFZ-6010Lをチョイスするのもありだと思います。そんな人いるのだろうか・・・・・