Raspberry Pi No.5 配線

Raspberry Piは、1つのUSBポートが供給可能なのは140mAらしいので、バスパワーHUBで複数の機器を接続するのは不安定になる要因だと思うのでやめておいた方がよさそうです。
Windowsのデバイスマネージャーでキーボードやマウスの電源を確認してみます。HUBのプロパティでタブ内に電源というのがあるので、そこで接続機器の必要電源を確認することが可能です。キーボードやマウスはそれぞれ100mAとなっています。バスパワーHUBで2個繋ぐことは難しそうです。実際にはキーボードとマウス程度なら問題はないとは思いますが。
という訳で、複数使用するには別電源を使うセルフパワーHUBが必要になります。Raspberry Piも、セルフパワーHUBから電源を取ることも可能です。

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左上から右へ、キーボード、マウス、Raspberry Piの電源
左下から右へ、ACアダプター、Raspberry PiのUSB、モニター電源

画像のような接続方法で電源が1個で済んでしまい、配線がすっきりします。
一見、本体とHUBがループして接続しているように見えますが、本体のmicroUSBの方は電源取得にしか使われていない(データは流れない)ため、問題ありません。
念のために電源を取るUSBケーブルは充電専用ケーブルにしました。
最近は充電専用はなかなか売ってないんですよねー。
私が購入したカール上のものは充電専用でした。スマホとノートパソコンを接続して充電しか出来ないことでも確認しました。
Raspberry Piに限定すれば、データ送信も可能なケーブルでも問題はありません。数日間は普通のデータ通信も可能なケーブルで運用していました。
ノートパソコンとスマホなどを充電のみで繋ぎたい場合などは、鬱陶しいダイアログ(転送確認用のダイアログ等)を出すのを省略するために、充電専用もあると便利かも。

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 この接続方法で唯一問題になるのは節電機能(本体が電源オフなら他の機器への電源をカット)のあるHUBの場合です。理由は簡単で、
先にHUBのUSBポートと本体の電源供給部分へ接続しても、その時点ではHUBの節電機能が働いている(本体の電源がまだ入っていないので節電モード)ので、電源供給は不可。
逆に、最後にHUBのUSBポートと本体の電源供給部分へ接続しても、まだ本体からHUBへ電源が流れていないので、電源供給は不可。
という訳で電源1個で済ます場合は、節電機能のある「BSH4AE06WH」ではなくて、「BSH4A01WH」や「U2HS-MB02-4SBK」などがよいです。

この接続方法では「BSH4AE06WH」では起動しないことは確認済。本体の電源をHUB以外から取る場合は「BSH4AE06WH」でも問題はありません。
コスパで「BSH4A01WH」を買うのが正解ですね。
ちなみに「BSH4AE06WH」と「BSH4A01WH」での外観の違いは「BSH4AE06WH」が艶無しで「BSH4A01WH」が艶有りです。

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画像では上が「BSH4AE06WH」で下が「BSH4A01WH」です。

 

キーボードとマウスは無線のK270とM325DSにしてドングル1個(複数の機器を接続可能)にしてHUB無しで利用するのもありだと思います。 ロジクールの無線機器は電池が半端なくもつのでお勧めです。
運用を開始したらキーボードもマウスを使うことはないとは思いますが・・・・・